明日から開催!「招き猫亭コレクション 夏-猫ビヨリ」展@藤沢市アートスペース
テレビのワイドショーやニュースサイトでは連日、東京五輪の観客の有無について報じられていますが、いろいろ考えると、やはり無観客での開催のほうが納得がいくような気がするなーと個人的には思います。
そんな中、お出かけを誘発するような情報をお届けするのは少々気が引けるのですが、本日はこの夏開催されるお猫さま関連の美術展をご紹介♪ 先日リポートさせていただいたBunkamura ザ・ミュージアムの『ライデン国立古代博 物館所蔵 古代エジプト展』が内容的にとても良く、気分的にもひさびさの展覧会鑑賞でリフレッシュできたので、コロナ禍でも美術展関連の情報はできるだけお伝えしたい!と思ったのでした。
明日6月19日(土)から8月29日(日)まで開催されるのは、神奈川県の藤沢市アートスペースの企画展「招き猫亭コレクション 夏-猫ビヨリ」。
ねこねーさんはまだ行ったことがない美術施設なので、開催規模はイマイチわからないのですが、ちょっと気になる展覧会なんですよね。今回展示されるのは、ねこアートコレクターとして知られる招き猫亭さんが約40年かけて集めまくったお猫さま関連の芸術作品の中から同施設が厳選した、夏にちなんだテーマの作品、約130点!
展覧会のチラシの表紙を飾っているのは、日本画家、小原祥邨(おはらしょうそん)による版画作品。鋭い眼光を放ちながら金魚を狙う黒白にゃんこの繊細描写が楽しめる作品です。
展覧会の説明書きによると”歌川国芳「猫飼好五十三疋」をモチーフにした伊万里焼の豆皿”、”ビアズリーの黒猫”、”奥谷博のヴェネチアングラスの招き猫”などの作品も展示されるようですね。
今回展示されるかどうかは不明ですが、藤沢市アートスペースが所蔵している招き猫亭コレクションは、グッズ化もされており、以下の商品はアートスペース受付で購入可能とのこと。
入場料も一般200円と良心的なので、お近くにお住まいのねこ好きさんは、足を運んでみるとよいかもですね。展覧会の詳細については、藤沢市アートスペース のインスタにも、バッチリ投稿されています。
説明書きを見ると、会期は前期と後期で分かれているのかな?展示される130点というのは両期合わせての作品数なのでしょうか?期間中はトークイベントなども開催される予定なので、興味がある方はHPもご確認ください。
藤沢市アートスペース :招き猫亭コレクション 夏-猫ビヨリ
招き猫亭のコレクションに興味があるけど、藤沢市までは行けないよー!という方には、すでに2冊出版されている招き猫亭コレクションの作品紹介の書籍がおすすめです。
ねこねーさんちにも、どこかの美術館で買ったと思われる、この本の表紙のポストカードが飾ってあります。でも、この本自体は、まだ持っていなくて。記事を書いている間に興味がどんどん湧いてきたので、思わずパート1の中古本をポチってしまいました(笑)ねこ雑学を強化したい方には、いい参考書になるんじゃないかなー♪
ちなみに現在、ねこねーさんの行動可能圏内でいうと、八王子にある東京都富士美術館でも、ふたつのねこ関連展覧会、写真展「岩合光昭の世界ネコ歩き」と「LOVE イヌ・ネコ 写真展」を開催中!「ねこねこNEWS」の読者の方からお寄せいただいた情報なのですが、この美術館では、現在京都市京セラ美術館で開催されている「国立ベルリン・エジプト博物館所蔵 古代エジプト展 天地創造の神話」も9月下旬から年末にかけて開催予定です。
藤沢市だったり、八王子だったり、都心からちょっと離れた場所での展覧会も見逃せませんね!ここしばらく美術展チェックを怠けていましたが、そろそろ、ねこアート関連のアンテナも伸ばさなくては!
コロナ禍と梅雨のダブルパンチで外出しにくい今日この頃ですが、リアルなアートで気持ちをリフレッシュさせる機会もお忘れなく。
関連記事はこちら↓
カナコロ(6月17日):夏にちなんだ猫猫猫 藤沢でコレクター展「夏-猫ビヨリ」