祝・76歳！楳図かずおの猫作品

by ねこねーさん · 公開済み 2012年9月3日 · 更新済み 2021年5月25日

本日9月3日は、先日の記事でご紹介した
ドラえもんのマイナス100歳記念のお誕生日です♪

みんな大好き、ドラえもん。
今日は日本全国から「ドラちゃん、おめでとー！」の声が
聞こえてきそうな、よろこばしい日ですね。

ドラえもんのお祝いは、巷のみなさまにおまかせするとして、
本日の「ねこねこNEWS」は、ドラちゃんとは別の意味で
偉大な方のお誕生日をお祝いをしちゃおうかなぁ。

そのお方は…

はい、恐怖マンガの巨匠、楳図かずお先生です。
なんとドラちゃんと同じお誕生日で、今年で76歳！

上記の画像は、8月上旬に展開された新宿・池袋のLUMINEの広告らしいのですが、
ねこねーさんは、すっかり見損ねました…残念！写メしたかった…

ねこねーさん世代には、「まことちゃん」の印象が強い楳図先生ですが、
やはりギャグマンガより、恐怖マンガで本領発揮って感じですよね。
近年は、しょこたんとか、若い女の子のファンも多いので、
LUMINEの広告に起用されるのも、素直に納得しちゃいます。

恐怖モノなら、猫作品もあるのかも♪と思ったら、
やはりありましたよ、『猫目小僧』の猫目くんです↓

©楳図プロダクション

いきなり、どアップの猫目くんですが、この顔面カットアウト、
元画像は、楳図かずおオフィシャルホームページで
2007年に提供されたお面なのです（楳図先生、お誕生日記念で拝借させてください…）
こちらのリンクからダウンロードできますよ：【猫目小僧お面】

リンク先ページの説明にあるように
「ぼくちん、このお面であこがれの猫目くんに変身ずるのらもーん！！」
と思われた方、楳図先生のお誕生日のお祝いに、
ぜひプリントアウトして遊んでみてください（笑）

と、その前に…そもそも『猫目小僧』についてご存知ない方も
多いかもしれませんね。かく言う、ねこねーさんも知りませんでした…
2006年に石田未来ちゃん主演で実写映画化されているので、
もしかすると、若い人のほうが逆に知っているのかな？

猫又の子として生まれた猫目くんが主役のこの作品、
オリジナルは1967年から掲載を開始したマンガですが、
1976年にはテレビアニメ化しています。

その貴重な第1回目の放送は、YouTubeにもアップされていますよ。
切り絵に特殊効果を加えた「ゲキメーション」とかいう手法のアニメで、
今見るとなかなか斬新…

お時間のない方は、オープニング曲だけでもご覧ください。
この曲、なかなかの名曲なのです♪なんと作詞・作曲も楳図先生！
ほんとにもう、多才な方ですねぇ。

動画の続きは、こちらのリンクからどうぞ。part3まであります：
cat eyed boy part 2
cat eyed boy part 3

アニメでは、なかなか可愛らしいキャラの猫目くんですが、
楳図ワールドの恐怖訴求は、こんなもんでは収まりません。

おそらくマニアだったら外せないであろう
楳図先生の究極の猫モノ作品は…コレかな？

猫面

楳図かずお（著）

小学館クリエイティブ (2008/08)
[単行本]

（画像をクリックすると、AmazonのHPで詳細説明をご覧いただけます）

こちらの作品も、まだ読んでいないので、
商品の説明を引用させていただくと…

残酷表現の限界に挑戦した傑作を完全復刻！

　貸本出版社から1963年にだされた単行本の完全復刻です。著者自身が「残酷表現を極めた」といういわく付きの作品で、凄まじい描写がこれでもかと展開されています。物語は、猫嫌いの城主の一子・秀信が猫そっくりに生まれたことから始まり、心が醜くゆがんで成長し、残虐な仕打ちを繰り返してゆきます。この作品で著者は、人の心に潜む残酷さ、非情を描いたといわれています。

と、まぁ、かなり凄まじい内容のようで…
上記にリンクしたAmazonの商品ページでは、「なか見！検索」で
本の内容をチラ見できるのですが、ねこねーさんは、
もうそれだけで、おなかいっぱい…ううっ。。。

ご本人の楳図先生も、こんなことをおっしゃっています↓