飼い猫の極楽タイムを妄想ワールドとして表現したウィスカス新作CM。ゴロゴロ音を使った猫向け音楽も♪
1週間ほど前に「テンプテーションズ」過去CMを特集したばかりですが、本日もネタ切れ気味なので、またまた海外CMのご紹介です。
キャットフードブランド「Whiskas(ウィスカス)」の新しいグローバルキャンペーンが先月中旬からスタートしています。日本では「カルカン」として展開しているので、CMもまったく別物なのですが、このシリーズは、この先、世界各国で放映されるのかな?
今回のCMもウィスカスらしい世界観に仕上がっているんですよ♪ 実際の映像をご覧いただく前に、いつものようにスクショ画像で解説させていただきますね。
愛猫家さんちの朝ごはんタイムなのかな?飼い主さんのセーターらしきものをかぶったお猫さまが、ズルズルと床を這いながらキッチンに登場↓
お皿に盛られるウィスカスのウェットフード。おなじみのブランドカラーの紫色がオシャレなパッケージですね。
食後、おいしいウィスカスごはんに満足したにゃんこは、飼い主さんの膝の上でナデナデされているうちに夢見心地に。気持ちよさそうにゴロゴロと大きくノドを鳴らしながら、意識は妄想ワールドの中へ。
トリップ状態に陥ったにゃんこは、毛糸でできた部屋で思う存分、遊びまくり…
毛糸部屋の中に突如現れた謎のパイプの中をのぞくと、あっという間に海の中へ瞬間移動。パイプは、ねこ型潜水艦の潜望鏡だったんですね!
ダンボールでできた潜水艦の中でディナー用の魚を捕獲していると、目の前にタコのような泳ぎを見せるデニムのシャツが登場し…
シャツの首元のワイプを抜けると、今度は至福のハーレム部屋へ。
そこは、洗濯物らしき衣類が舞う空間。宙に浮かんだクッションの上でへそ天状態になりながら、謎の手たちにナデナデされまくるお猫さま。
最後は、ふたたび飼い主さんの膝の上でナデナデされているリアル空間のにゃんこの映像に切り替わって終わります。
今回のキャンペーンのタイトルは「Purr More(ゴロゴロをもっと)」。愛猫ちゃんたちがゴロゴロとノドを鳴らして妄想ワールドにトリップしてしまうほどおいしいキャットフード、それがウィスカスということ表現しているようです。
実際の動画は以下のリンクでご確認ください↓
この新たなキャンペーン用に制作されたのは、CMだけではありません。お猫さまのストレスを減少させる特別な音楽まであるのです。
曲を手掛けたのは、過去にもウィスカスとコラボしたことがあるデイヴィッド・タイエ(David Teie )氏。ナショナル・シンフォニー・オーケストラのチェロ奏者でもある彼は、お猫さま向けのヒーリングミュージックの第一人者でもあります。
過去記事はこちら↓
2018年8月23日:カナダのウィスカスが開発!ねこ専用ラジオ局「Calm Cat Radio」
タイエ氏が新企画のために制作したのは、キャンペーンタイトルと同じ「Purr More(ゴロゴロをもっと)」というトラック。
にゃんこのゴロゴロ音がふんだんにつかわれている曲で、CMに出演していたお猫さまのように聴いているだけで気持ちが安らかに。魔術サウンドのようなゴロゴロ音のせいで、ずっと聴いていると頭の中がお花畑状態になりそうです(笑)
お猫さまの妄想シーンが秀逸なウィスカスの新しいキャンペーン動画。英語ナレーションがないCMなので、日本でも展開できそうな気もしますが、パッケージも商品名も違うので、このままではやっぱり無理ですねぇ。
トリップ感満載なシュールなデザインのタイエ氏のアルバムジャケットがリアルに発売されていたら、せめてそれだけでも手に入れて、部屋に飾りたいねこねーさんなのでした(笑)
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