【英国発】私財を投じて自宅を保護猫シェルターに!ノース・ヨークシャー州の慈善団体「ファイリー・キャット・レスキュー」
本日ねこねーさんは代休を取得して、朝からiPhoneの機種変更に取り組んでおります。
2年前に購入したiPhone 12 miniが、今月下取りで買い換えるのが一番お得ということで、最寄りの電気屋さんに開店時間から押しかけてみたのですが、機種変更ってどうしてこんなに複雑で悩ましくて時間がかかるんでしょ?
説明と手続きに2時間近くかかって、現在、データの移行中。さらに2時間ほどかかるということで、ひとまず自宅に戻ってきました。代休ということで、昨夜はブログの準備をしていなかったのですが、読みが甘かったですね。。
14時からは仕事のビデオ会議にも参加したいので、今回の「ねこねこNEWS」はいつも以上には超高速更新で失礼します。先日めずらしく日本のニュースサイトで目にした、海外発のドキュメンタリー動画にズームイン!
ご紹介したいのは、私財を投げ打ってご自宅を保護猫シェルターした英ノース・ヨークシャー州ファイリー在住のティナ・ルイスさんファミリー。
ティナさんと旦那さまのマークさん、娘のケイトさんは、現在132匹の保護猫たちといっしょに暮らしています。
新型コロナウイルスのロックダウン後から行き場のない猫たちの保護活動を始め、農場から18匹の猫たちを引き取ったことに端を発し、徐々に数が増えていったのだとか。動画の中のティナさんのインタビューによると、妊娠中の母猫たちもいるため、11月末までには200匹くらいに数が増える見込みとのこと。
不動産と愛車のアウディを売却し、結婚指輪まで売って資金を確保し、ご自宅を保護猫シェルターにすることを決めたルイス家。もう何も売るものはない状態になってからも、さらに多くの猫たちを救うために「ファイリー・キャット・レスキュー」という名称の慈善団体としての登録を行い、今ではフルタイムの仕事として、日々お猫さまたちのお世話に奮闘しているそうです。
こちらの画像は、ルイス家のみなさまと施設のスタッフさんたちの集合写真。みなさん、幸せそうな笑顔です↓
参考にした記事によると、ルイス家は英国ならではの宿泊施設 Bed and Breakfast(ベッド・アンド・ブレックファスト)、いわゆる「B&B」を経営されていて、その収入もあるようなのですが、冬は宿泊客も減るので、猫たちのための資金調達を心配されている模様。
父親が残した古いメルセデスも売却する予定と語っているティナさん。1匹でも多くの困っている猫たちを救うことができて、以下のお写真のように、みんなで笑ってお猫さまたちと楽しくしあわせに暮らせるのなら、自分たちの財産なんてどうでもいいと思えるのかもしれませんね。
iPhoneの機種変更のタイミングで、携帯キャリアや利用サービスを変更して、ちょっとでも月々の出費を減らしたい!とあざとく狙っているねこねーさんとは、お金に対する考え方がまるで違うルイス家のみなさま。頭が下がる思いです。
今回ご紹介したかった日本語字幕付きのBBC NEWの動画はこちら↓
普通の人には、なかなか真似できないティナさんたちの生き方ですが、猫好きさんなら誰でも、できればこんなふうにすべてをお猫さまに捧げてみたい、という想いは、少なからずあるのではないでしょうか。自分の信念を貫くために、どんな生き方を選ぶべきなのか、改めて考えさせられますね。
関連記事はこちら↓
Wales Online(11月15日):Woman sells Audi and wedding ring to care for cats after converting home into sanctuary
Yorkshire Post(11月15日):Yorkshire family who adopted 18 cats in lockdown convert house into rescue centre
BBC News Japan(11月16日):猫100匹以上と生活 英国の家族、全財産手放し自宅をシェルターに